先週、先々週と、実に多方面へ研修へ行ってきました。
平日1日休診にするわけにはいかず、午後休診にして、次の日の朝一番の飛行機で帰ってきて診療をする日が続きました。
11月18日(月)は午後休診にして、飛行機で大阪空港経由で京都へ行ってきました。
インプラント治療を積極的に行っている先生方と自分の診療所ではこうしている。こういうところはどうしたらよいかなど臨床の場で経験している事柄を意見交換する貴重な場となりました。
話が尽きることなく夜中の12時くらいまで話し合いを行いました。翌朝から診療がありますので、
大阪空港内のホテルまで送って頂き、朝一の便で松山空港へ帰ることができ朝の診療へと従事致しました。
11月22日(金)は診療終了後、松山空港から東京まで飛行機で移動して、翌朝始発の東北新幹線で福島県郡山市まで移動して、そこからバスで福島県会津若松市へ向かいました。9時30分からザイゴマインプラントの講習会に参加して、顎顔面の解剖から技術的な事まで学ぶことができました。恩師の診療所ということもあり、会津のスタッフの皆さんとも交流を深めることができ楽しい1日でした。夜懇親会の後、郡山市まで1時間かかりますが車で送って頂き、新幹線で東京へと向かいました。
翌朝始発の飛行機で大阪へと向かい、朝9時30分から始まった所属している口腔インプラント研究会へ参加してきました。この日のお題はマイクロスコープの活用術。マイクロスコープの有効活用の一つに動画撮影があります。当院でもインプラント手術中の動画を撮影しておりますが、手術用の無影灯下では一般のデジタルカメラでは縞模様が入って撮影できないので手術専用のデジタルビデオカメラを設置して撮影記録しております。4k、デジタルハイビジョン撮影ですと1時間数十GBの容量があるので、保管するHDDもそれなりの大きさでないとすぐにいっぱいになってしまいます。
11月27日(水)は午後休診にして東京で当院の最新ミリングマシンを有効活用すべく技工士2人と共に、これからの審美治療の先駆けになるであろうサクラジルコニアディスクの開発者に直接、材料の使い方やより材料の特性を引き出す方法などをレクシャー及び指導して頂きました。材料の特性を知らないとその良さを120%引き出すことができませんので貴重な時間となりました。翌日朝一番の飛行機で愛媛に戻り診療に従事することができました。
研鑽して得られた技術や情報を臨床にすぐに反映して、より良い物を患者様へご提供できるようにこれからも務めていきたいと思います。
今年もあと1ヶ月を切りました。忘年会やクリスマスイベントなどで忙しい月ではございますが、健康に留意してよい一年の締めくくりとして頂ければ幸いです。