今月は歯の衛生週間ということで、
イベントや歯科健診といった行事ごとが多い月となっております。
「全身の健康は、歯の健康から」と言われておりますように、
口の中が清潔に保たれておりますと、健康寿命が伸びることが知られております。
今月は、
●とべ動物園での歯磨きイベント
●小学校歯科検診
●保育園の歯科検診
を行いました。
とべ動物園では、歯の大切さをとべ動物園スタッフの方が講演されておりました。
野生の動物は虫歯になると食事をとることができずにやせ細って死んでしまうか、他の動物に狙われて食べられてしまうのだと。恐ろしい話ではありますが、過酷な生存競争の中で生き抜いていくには強い歯も持ち合わせていないと勝ち残れないことが分かります。
人間は幸い虫歯になっても歯医者さんに治療してもらうことができるので、安心ですね。と話されていました。
小学校の検診は生徒の人数も多いので4〜5名の先生で診察しましたが、さすがに疲れました。
今のご時世、お母さんやお父さんが熱心に仕上げ磨きをされていることもあり、虫歯の罹患率は減少傾向でございます。しかし虫歯がある子は1〜2本どころではなくあります。その中には歯医者さんに通っているけど怖くて治療ができない子もいると思いますにで一概にご両親の無関心とは言い切れませんが、なんとかしてあげたいなと診察しながら悲痛を感じました。
歯並びに関しては、遺伝的要因や時代的背景あるいは現代っ子と言ってしまって良いのでしょうか骨格がスマートになった分、大人の歯(永久歯)が生え揃うスペースがなく歯並びが悪くなっているように感じました。
すでに矯正治療中の生徒も何人か見行けられた事は、いい傾向なのではと思います。
保育園では、園児たちに歯磨きの大切さを分かってもらおうと当院のスタッフが演劇を披露しました。園児たちにより伝わるにはどうしたらいいかを考え、また園児たちが楽しんでくれるように去年の反省を踏まえて披露してくれましたので、後ろで観てて楽しく愉快な演劇でした。きっとはの大切さが園児たちに伝わったり、また歯医者さんも好きになってくれたことでしょう。
披露してくれたスタッフの皆さんありがとう。観ていた私も幸せな気持ちになりました。
また、三越で行われていた歯のイベントに子供を連れていきました。
キッザニアで歯医者さんの格好になって治療を体験していました。まんざらでもない様子で将来なりたい職業の一つにしてもらえるとうれしいです。
健康の秘訣はバランスの良い食生活と適度な運動をすることです。バランスの良い食生活をおくるためには、歯の健康状態に気を使う事が重要です。何でも食べれているかどうか、最近歯医者さんへ行って診てもらったかどうか考えるキッカケにして頂ければ幸いです。