当院でマウスピース矯正を検討あるいは希望される患者様へ
E-mailアドレスを教えて頂きました患者様には
3Dビュワーで具体的な期間や歯の動きを確認できる専用ページ(clearPilot)
へのリンク先をE-mailで送らさせて頂いております。
資料どりの日に撮らせて頂きました、口腔内写真や顔貌写真、パノラマX線写真、CT、フェイススキャンなどの
データを元に細かなマニュアル設計を行い、開発元の矯正医の監修の元、具体的な治療計画が出来上がります。
コンピューター上で歯を並べていくと、顎骨の形態にかかわらず歯が綺麗に並んできます。
従って稀に顎骨の形態を無視した形で仕上がってくることもあります。そのままオーダーをかけると
歯肉退縮を引き起こしたり歯根露出を起こすトラブルが発生する可能性があります。そうならないように
CTで顎骨の形態を確認して無理な設計になっていたら再設計を行い、開始後のトラブル要素をなくしておく
ことが重要となってきます。無理のない治療計画となっていることが重要従ってシュミレーション画面のページができるまでには1週間ほどかかります。
シュミレーション画面がE-mailで届きましたら、実際にサイトを開いていただき完成時の状態を確認してください。
3Dビュアーはいつも鏡で見ているご自身の歯が3D化されておりますね。
まずは3Dビュワーをスマホの場合は指で、PCの場合はマウスで動かしてください。
好きな角度から見ることができますし、拡大・縮小することもできます。
画面の右下あたりに、S(start)→1→2→3・・・・12→R(リテーナー)と実際に計画しているマウスピース矯正の期間(枚数)を知ることができます。再生ボタンを押すと一連の流れを確認することができます。
一つ一つのstepをクリックすると今回はどの歯を動かしているのかを確認することができます。
画面上にIPR(▲)やエンゲージャー(■)の指示がでているところは来院して頂き切削やポッチを付ける必要があります。
ゴールのR(リテーナー)の歯並びはいかがでしょうか。
このシュミレーション画面は実際にマウスピース矯正治療が始まってもstep毎に見て頂くことをお勧め致します。
枚数が多いと今どこの歯を動かしているのかが、分かりにくくなります。今どのstepで3Dビュワーでみるとどうなっているのかを確認することは正しくマウスピース矯正を使っていくことやモチベーションの維持、向上に役立ちます。
画面右のレビューには当院で撮影させて頂きました口腔内写真やパノラマ写真を表示してみることができます。
矯正治療中にstart時点での歯並びはどうだったかを確認するとちゃんと動いてきているのも確認できるでしょう。
マウスピースは次の段階のstepのものを入れるごとに歯とマウスピースの間に隙間なくぴったり入っているかを
確認してください。ご自身で入っているかどうか心配な場合は写メをメールで送って頂きますと確認させて頂きます。
浮いた状態で次のステップに行きますとそれ以降その歯は正しく動きません。
矯正治療中は歯が動く都合上、食事中硬いものを噛むと痛みがあったり、歯がすいて物がつまりやすかったり
装置が歯茎に刺さったようになり歯茎が傷ついたり、装置にベロが当たることで舌炎になることがあります。
それらの症状は一時的ではありますが、モチベーションが低下する要因でもあります。
治療過程でそういう時期もあったなと経験の一つとなるでしょう。
ぜひ、ゴールまで完走してください。頑張ったという達成感と綺麗な歯並びにきっと満足して頂けることでしょう。
ハッピースマイルを手に入れて頂ければ幸いです。
動画で操作方法を解説しております。